最近の暑さのせいか、サーバー代わりに使っているMacBookに触れるとなんだかぬくいんです。
CPUの温度を確認してみると60℃から100℃を行ったり来たり。
バッテリーに負荷がかかっていそうでなんだか落ち着きません。
膨らんできたり、火とかでたりしたらと思うと…ゾッとしませんね
そんなわけで動かしているツール類の見直しをすることにしました。 第1弾として、DNSサーバーとして動かしていた AdGuard Home を置き換えることに決定
有名どころの移行先としては Pi-hole が考えられますが、セルフホストソフトの有名どころは「いらない機能が盛りだくさんなかわりにやたらとリソースを食うものが多い」印象があったので別のものを探すことに。
Awesome-Selfhosted を覗いてみると blocky というおもしろそうなソフトを発見。 Go製で高速かつ軽量なことを謳っており、GUIではなくファイルベースで設定ができるところに魅力を感じたので試しに使ってみました。
セットアップ
services: blocky: image: ghcr.io/0xerr0r/blocky container_name: blocky restart: unless-stopped ports: - "53:53/tcp" - "53:53/udp" environment: - TZ=Asia/Tokyo volumes: - ./config.yml:/app/config.yml:ro
docker-compose.ymlと
upstreams: groups: default: - 1.1.1.1 - 1.0.0.1 - 8.8.8.8 - 8.8.4.4 blocking: denylists: ads: - https://raw.githubusercontent.com/StevenBlack/hosts/master/hosts - https://adguardteam.github.io/HostlistsRegistry/assets/filter_2.txt - https://blocklistproject.github.io/Lists/abuse.txt - https://blocklistproject.github.io/Lists/ads.txt - https://warui.intaa.net/adhosts/hosts.txt - https://raw.githubusercontent.com/PepperCat-YamanekoVillage/LINE-Ad-Block/refs/heads/main/list.txt clientGroupsBlock: default: - ads ports: dns: 53 http: 4000
config.ymlを作成し、docker-compose up -d で動かすだけです。
あとはルータないし各デバイスから、dockerを動かしているサーバーを名前解決先に指定すればOK
例として挙げたブロックリストは、海外用4つと国内用1つ、そしてLINEアプリ内の広告用1つです。 特にこだわりがないのであればこのまま使えば十分なはず
LINEの広告とはトーク画面の上に出てくるあの不快なやつのことです。
もともとあれを消したいがためにAdGuard Homeを導入していたのでね。
今回も狙い撃ちしていきます。
お嫌いな方にはぜひとも試していただきたい
リソース消費量
CONTAINER ID NAME CPU % MEM USAGE / LIMIT MEM % NET I/O BLOCK I/O PIDS 14513285102e adguardhome 0.03% 234MiB / 3.88GiB 5.89% 593MB / 174MB 306GB / 1.94MB 14 bcd140dc92c6 blocky 0.05% 38.64MiB / 3.88GiB 0.97% 8.9MB / 578kB 323MB / 4.1kB 14
実行してしばらく経ってからstatsした結果がこちら
謳い文句どおりの軽量さにとっても満足! 不快な広告もしっかり消えましたし、速度も申し分なさそうです。
アプリなどを作ったりしています! よかったらみていってください→
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